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産卵ショー [釣場・自然環境]

10月も後半に入ったある週末、近所の川に渓流魚の産卵床を観察に行きました。この日は一緒に活動させて頂いているNPOの方々と、宮城県内水面試験場の方々と総勢5名で川に入りました。
場所は市内からも程近い、漁協の無い水系の源流部。
漁協が無いので義務放流はされていませんが、地域の方々が有志で放流してはいるようです。
しかし今回入ったのは一般的に放流されていると思われる場所よりもずっと奥の源流域。
魚たちの大部分が自然再生産に頼っている区間と想像されます。

林道の隅に車を駐車して橋の上から川を眺めると、明るい日差しの中で水中が良く見えます。
ナカナカに観察日和。
シーズン中の川に入る直前の高揚が蘇ります。
やっぱり川は気持ちよいなあ。
IMGP1187-1.JPG
入渓してすぐに1年魚と思われるサイズのヤマメがたくさん居ました。
比較的暗めの川底色なので、産卵床があればわかりやすそうです。
川底を観察しながらポンポンと遡行しますが産卵床らしきものは見つかりません。
そのうち気がついたのですが、産卵に寄与する位の大きさの魚があまり見られないのです・・・。
普段釣りしながら遡行していても、慎重にアプローチすればひらきにポッカリと浮かぶ魚を見つけることはそう難しくないのですが。

浅瀬の岩に産卵を終えたと思われるヤマメの死骸がありました。
魚体は腐食がはじまっていて、雌雄の判別は難しい。生きていればおよそ30㎝程はありそうな魚でした。
ここより上流に・・・どの位上流かはわかりませんが・・・このヤマメが産卵したはず。
時間が経っていると産卵床として判別し難いかも知れませんが、より注意深く観察しながら進みます。
もちろん足元は産卵床になりそうな砂礫を踏みつけないように。
しかしついに岩盤でこれ以上遡行が難しい所までたどり着いてしまい、産卵床の一つも見られずに川を戻ることになりました。

帰り際、下りながらふと淵を見ると、流れのゆるいかけあがりに立派なイワナが居ました。
よく見ると2匹・・・ペアリングです!!
メスに寄り添うオスは時々ちょっかい出しながら、今にも産卵に至りそうな行動です。
もしかしたら産卵活動が見れるかも・・・それこそ産卵ショーだ・・・(^^;)
IMGP1206-1.JPG

期待してしばらく観察しましたが、産卵床をほる動きもせず、そのうち底にジーっと動かなくなってきました。
撮影のためにかなり近づきましたが、そ知らぬ顔。
調子に乗って水中で撮ろうともっと近づくと、2匹そろってすごい勢いで近くの倒木下に逃げ込んでしまいました。
IMGP1208-1.JPG
結局この川で産卵床を見つけることはできませんでした。
あれだけの数の1年魚が居るから、しっかり再生産しているとは思うのですが・・・。
時期が良くなかったか、たまたまヤマメの産卵が終わってイワナの産卵が始まる前だったのか。
親魚が少ないのか。

来年の春にはこの川を釣ってみよう。
元気な魚に会えそうな気がする。


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コメント 2

イズイズ

ペアリングの岩魚はカーティスさんのERい視線を感じて隠れたのかな~
しかし、ブログ内容、調査行動。感心感銘です。

一冊の本が書けるね。

忘年会の酒の肴に話しましょう。
by イズイズ (2008-11-12 23:28) 

curtis

川原で、中年男5人・・・しかも2人はカメラ持ってるのに囲まれていたイワナ2匹は、さぞ男優・女優気分だったでしょう。
カメラ持って近づきすぎたオレに手を出されると思ったか、やつらは。

ん~、生臭そうだ。

・・・は置いといて、

ちょっとしたタイミングのズレでした。
同じ頃に別の川に行った人の話を聞いたら、イワナいっぱいだったみたいです。
水系によるタイミングのズレか、はたまたホントに魚が少なかったのか。
来年見に行ってみようと思います。

by curtis (2008-11-13 21:31) 

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